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統計の復習を始めた(11章から13章)

唐突ですが、試験勉強するとき、一通り教科書・参考書に目を通してから問題を解くタイプと、問題を解きながら教科書・参考書を辞書のように使うタイプとがあるのかなって思います。
前者も詰まったら教科書に戻るので、最初に一通り目を通すプロセスがあるかないかの違いだけです。最近はインターネットが辞書替わりになるので、そもそも教科書とか参考書を読まない(買わない)人も多いかも。
自分の中では、その場を乗り切るだけで良いときは前者のプロセス吹っ飛ばすことが多くて、知識・スキルとして身に着けたいときは問題解く前にある程度の知識と理解度がほしいなって感じです。

なんでこんなこと書き始めたかというと、統計検定2級を取るだけなら復習のために教科書読んだりせずに、過去問数回分解いてさっさと受けたほうが早いだろうなって思ったりしました。ただ今回は目的はスキル向上で、資格はモチベーション向上の手段でしかないから、やっぱりちゃんと教科書読もう。とはいいつつ、11章~13章は教科書読んでも問題解かないと身につかなさそう。
Atcoderなんかはレーティング制のコンテストってだけでモチベーション向上にすごく寄与するのはいい。ただ伸びるスキルが直接何に効いてくるのがイマイチ分かってなくて、面白いからいっかって感じ。最近コード書く機会ほとんどないのよね。
とにもかくにも教科書読み終わったので、これから直近の過去問演習に移りたいと思います。

11章 推定

  • モーメント法は5章のモーメントを曖昧なまま吹っ飛ばしたから、あとで復習する
  • 最尤原理:「現実の標本は確率最大のものが実現した」という仮定
  • 尤度:もっともらしさ(確率に似た概念)
  • 定量の期待値が母数となる推定量を不偏推定量と呼ぶ、標本平均は母平均の不偏推定量である

12章 仮説検定

  • 両側検定:例えば一致するかどうか(前後に大きく外れていないか)
  • 片側検定:例えば向上したかどうか(落ちたまたは変化なしではないか)
  • 分割表の独立性の検証ではカイ二乗検定を使おう

13章 回帰分析

  • 回帰方程式の当てはまり度合を決定係数(0:全く説明できていない、1:直線に乗っている)で評価
  • 偏回帰係数の検定(推定した標本偏回帰係数から母偏回帰係数を検定する)
  • プログラムで回帰分析したときに出力されるパラメータは一式説明できるようにしておこう